梅雨の合間に 宮崎へ(仕事)
どこから引っこ抜いてきたのかと突っ込みたくなるほど続く
圧巻のパームツリーに毎回目を奪われる
まだまだ空が高く青く澄み渡る PM6:30
しかし「再発」という現実もあり
義捐金や支払い時のつり銭を募金箱に入れることくらいしかできない無力さを感じる
引き続き鹿児島へ入る
特急列車は 徐行と停車を繰り返し
次第に目に飛び込んできた光景は
土嚢、ブルーシート、崩れ落ちた山肌
ひっきりなしに現れる豪雨による被害風景に
コレは自転車速度で運行する訳だと納得
桜島が雨にかすむ
今年の爆発的噴火が600回を超え
観測史上最多だった昨年の548回を半年で追い越し、記録を更新し続けている
火山灰の被害は体験したことないが
大変なものらしい
布団や洗濯物は干したまま外出しない
窓を開けっ放しにしない
と、ここまでは黄砂と似ている
しかし灰はザラザラだけでなくチクチク感もある
風向きによっては晴れていても傘は必要
白い服も黒い服も着てはいけない
どちらにしても水玉模様になるらしい
ずっしり重いのだそう
灰下ろしで腰を痛める
「雪のようですね」と言うと
「そんなもんじゃない。泥だよ。ドブさらい」とタクシーの運転手さんに笑われた
うかつにワイパーを使うとフロントガラスは傷だらけになるのだと
人があたたかく、ゆっくりのんびりとおおらかな土地柄の南九州の皆様
いろんなことが重なり大変な年ですがどうぞ頑張ってください