主人のハンカチをアイロンかけていて思った
なかなかモノは捨てられないものだ
この上の2枚なんか
私が20年前に使っていたおさがりをまだ使用
クタクタ 色あせ
一番上のなんかブラックだったものがグレーとしかいえない
反面 やわらかく吸水性抜群の使い心地でもアル
たかがハンカチでも
破れたりしない限り、捨てないものである
モノがあふれ、ないものなどない今の消費生活
ちょっと「お得感」があると持っていても思わず手をのばす
安い商品はありがたいこと
今買わなければ損かもしれないと思う心理も納得
それが積もり積もって箪笥の肥やしに
特に気に入ってるわけではないけど
「とりあえず安いの買っとこう、あとで買い換えればいいし」
と言う声もよく聞く
でもだいたい買い換えないもの、捨てられないもの。
結果、何年も気にいているわけでもない家具やカーテンで過ごすことになる
もし買い換えたにしても
まだまだ使えるものを、いくら安かったからと短期間で処分できるか
捨てきれず納戸や押入れや奥底で開かずの扉の主になるのです
住宅のご依頼で「何よりも優先してとにかく収納を多く」という希望が第1位
限られた面積の中で生活エリアを侵食する収納スペース
その「箪笥の肥やし」や「開かずの扉の主」のおかげで
リビングの計画が1坪狭くなっているかもしれません・・
今買おうとしているもの、本当に所有したいモノですか?
どうでもいいものは「お得」の誘惑に負けず、冷静に考えてみよう
消耗して消えてなくなるものでない限り
大切に選んで長い目で考えて慎重に購入したい