アルフレックスが曲げ木の商品を。
ミラノサローネの報告を兼ねた
曲げ木ブランドGTV(ゲブルーダー トーネット ヴィエーナ〉社の新製品を展示を見てきました。
現行品はもちろんのこと
見どころは
約170~180年前に作られた歴史的製品の数々も特別展示。
生みの親のミヒャエル・トーネットさん(1796-1871)
木を蒸して柔らかくしてからこの型にはめて形成する技術(曲げ木)を発明し
大量生産を実現した。
No1チェア この背のデザインのカーブの木の細さ
いまもそのままに。
アールデコの10年前にソレを先取りしたデザインを発表
伊藤博文が活躍する時代に日本人がNo14をもとにセミオーダー
日本人の体格にあわせ座面がやや低く
畳の上でも使いやすいよう(畳を傷めないよう)すり足になっている
これは、ビリヤードを観戦するための椅子!?
前後逆に(背もたれをまたぐように腰掛け、クッション部分に肘を置く。
両サイドの小さなトレイに灰皿を置けるようになっている。
木製テニスラケット
指揮者の為の譜面台(両面)
日本にやってくるにあたり高~い保険がかかっている
なかなかお目にかかれない代物たちでした。
その歴史をふまえ
最小カーブの連続で構成されたウォール
このままオブジェとしても面白いですが
ストールや帽子などを掛けることも出来る実用性も。
近年、ヨーロッパではテーブルの正面にパネル状のものをドッキングさせる
ドレッサーのようなデザインが多く見受けられるそうです。
ソファもレディーライクでエレガントでした。